今ネットでちょっと話題になっていますね、東京メトロのベビーカー事故。
各社から続々と関連記事が発信されています。
<東京メトロ事故>車掌「停車ためらった」 警報音を把握
地下鉄、ベビーカー挟み発車=無人、引きずられ大破―東京メトロ
<メトロ九段下駅>ベビーカー挟み走行、衝突 けが人なし
これらの記事から事故の概要を抜き出すと…
●平日4月4日午後3時頃、東京メトロ半蔵門線の九段下駅で事故発生
●ベビーカーの左前輪のつなぎ目部分を挟んだまま列車が発車
→母親と子ども2人に続き父親がベビーカーを押して乗り込む直前にドアが閉まる→父親はホーム上に取り残された
→ベビーカーは約100メートル引きずられ、ホーム端の柵に衝突
→ベビーカーに子どもは乗っていなかった(けが人無し)
●電車はドアに15mmほどの物が挟まるとセンサーが感知し発車できない仕組み
→今回挟まったのは左前輪のつなぎ目のパイプ部分、細かったため感知せず→車掌はドアに物などが挟まっていないか、目視などで安全確認をした上で出発する決まり
●車内の乗客とホームにいた人がそれぞれ非常ベルを押した
→駅ホームで警報音が鳴った→車掌は停止させず、電車は約1分後に次の神保町駅に到着
→運行規則では、車掌は警報音に気づいた場合電車を緊急停止することになっていた
●車掌は20代の女性で入社2年目、単独での車掌業務は19日目
→車掌は「停車をためらった。ベビーカーに気付かず車外確認も不十分だった」と話す
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とにかく、今回の事故でけが人がいなくて本当に良かったです…
一瞬ベビーカーに赤ちゃんが乗ってたんじゃないかとヒヤッとしました。
私もこれまで、コートやバッグ、髪の毛がドアに挟まれたまま電車に乗ったことは何回もありました。
別に急いでいて駆け込み乗車したとかではなく、大抵は満員電車です。
まぁそのくらいなら、そのまま次の駅まで待てばいいやで済みますが。
ちなみに今回の事故、東洋経済オンラインさんの記事によると、駆け込み乗車が原因ではないとのことです。
※参考:「九段下駅ベビーカー事故」はなぜ起きたのか
ビックリなのは、非常ボタンが駅と電車内の2箇所で押されてて、警告音が鳴っていても、電車が停まらなかったこと。
せっかく異変に気づいた乗客、駅にいた方々が、勇気を出して非常ボタンを押してくれたのに…
車掌も目視確認していなかったのか?!って感じですが、非常ベルが鳴ったら運転士さんも発車しないように出来るんじゃ…とつい思ってしまいます。
もしかしたら「時間通りに運行する」という、見えない重圧みたいなものがあったのかも知れないな。。。
「ベビーカーで電車」
こういう記事が出ると必ず出てくるあの論争、やっぱり今回も…
ベビーカーを挟んだまま電車が発車!ネット上ではベビーカー論争が再燃
- 混んでいる車両に畳まないでガンガン突っ込んで乗り込んで来るマナー違反の人が大勢居るのも悲しい事実
- 子連れ専用の車両設けたらいいのに。必要以上に神経遣ってまで電車なんて利用したくないね。
- 前輪が挟まってる時点で、無理やり乗ろうとしたんだろうね。エレベーターでも閉まりかけにベビーカー突っ込んでくる人いるよね。危ない
ベビーカーに対する世間の目は厳しいです。。。
「???」なマナーで乗っているベビーカーの人達って、そんなに多くないんじゃと思うんですが。
難しい問題だ…
とにかく、どうしてもベビーカーで電車に乗らなければいけなくなったら…
・極力空いている時間帯
・時間にたっぷり余裕を持つ
・ベビーカーは折りたたむ
これらに注意したほうが良さそうですね。
お子さん連れで移動する場合は、荷物は多くなっちゃうし、折りたたむのは厳しそうだなぁ。
日本は親子連れ、妊婦さんに厳しいです…
※参考:マタニティーマーク「幸せ自慢」?嫉妬?
そりゃ少子化にもなるわなぁ…と思ってみたり。。。
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