2016年3月16日水曜日

知性や性格、遺伝の影響はざっくり50%…に、へーーー

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今朝のYahoo!ニュースに、面白い記事がありました。
行動遺伝学者に聞く、遺伝と環境はどれくらい影響する?

行動遺伝学者の慶応義塾大学・安藤寿康先生にうかがった内容を記事にされています。

これは気になる!
ということで、こちらから特に気になった点を挙げてみました。

●どうやって遺伝子の影響を確かめてるのか?

→行動遺伝学では「双生児法」という研究法が用いられる

●「双生児法」とは?

→双生児法により、これまで膨大な研究が行われてきた
→一卵性双生児は、同じ受精卵から生まれたため完全に同じ遺伝情報を持つ
→二卵性双生児はそれぞれ異なる受精卵から生まれるため、普通のきょうだいと同じく、半分程度の遺伝情報を共有
→ともに同じ環境(家庭)で育った場合、二卵性双生児と比べて一卵性双生児の方が似ていたら、余計に似ている分は遺伝の影響によるものと推察

●遺伝の影響は、大雑把に言って「50%」

→どの程度の影響を受けるかは、要素によって異なる
  →あらゆる行動や心の働きは遺伝の影響を受け、遺伝と環境の影響がそれぞれ半々くらい

●個々の要素はどれくらい遺伝の影響を受ける?

<知能>

  • 60%程度が遺伝、40%が環境の影響
  • 知能の分野では、年齢を重ねるにつれて遺伝の影響が強くなりやすい
    →人生の前半は学校教育による環境の影響が大きいことなどが要因と推測される

<性格>

  • 性格には「協調性」「外向性」「開放性」「神経質」「誠実性」などさまざまな要素がある
  • 遺伝の影響を受けるのは、概して30~40%程度
    →性格においては、遺伝より環境の影響が大きい場合が多い

<自尊心>

  • 自尊心も性格の一部と捉えられ、遺伝の影響は40%程度
    →遺伝よりも環境の影響がやや大きいが、もともとの自尊心がどの程度であるかは、遺伝子の影響が大きい
  • 60%は環境要因のため、環境の大きな変化により自尊心は変動

<芸術センス>

  • 芸術的なセンスは客観的・科学的な測定が困難なため、エビデンスは多くない
  • 音楽の分野でリズム感や絶対音感といった測定可能な要素では、遺伝子の影響は50%程度
    →他のジャンルにおける芸術センスも、遺伝の影響があることが推測される

<収入>

  • 収入にかかわる要素は実に多様、さまざまな要因が絡み合い、同じ職業でも特定の要素で収入は決まらない
  • 全体的な傾向としては、年齢が上がるにつれ収入に対する遺伝子の影響は徐々に強まるという研究結果がある
    →遺伝子による要素の一つひとつの影響は微弱だが、それが「収入」という指標に収れんされると、全体として影響力をもちやすくなる
    →就職直後は親による教育や意識づけなどの環境要因が比較的大きいが、社会経験を積む中で次第に本人の素因による影響が出やすくなることが考えらる
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へーーー!
遺伝子の影響って、意外と大きいんだなーという印象。

それにしても、個々の要素で遺伝の影響が違うとか、面白いなぁーー!

しかも「知能」って60%程度も遺伝の影響を受けてるのか!

…ってことは、私がこんなんなのも、ある意味仕方がないのかな…(汗)
ある意味、納得。

それに引き換え、「性格」。
遺伝子の影響は、30〜40%と少なめですね。

「性格」の一部に属する「自尊心」も、同様に遺伝子の影響は30〜40%ってことだけど、環境を良くしたりとか、意識づけするとか、本人の努力次第で、どんだけでもいい方向に持っていける可能性・大かも!

主婦になって約1年の私。

年収に関しては、今後どうなるかはわからないけど、より充実した人生と感じられる性格になれるように、ボチボチ努力してこーーーっと。

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