流産って、本当に多いんですね。
芸能人だと梨花さんや森三中の大島さん、山田優さん、熊田曜子さん達も流産を経験されてるそうです。
自分が結婚するまで、ほとんど触れることのない話題だったので、全然知りませんでした。
昨年37歳で結婚した私、その後11月に自然妊娠していることが分かりました!
伝えるの早すぎかな?!とは思ったけど、念のため職場の方にも伝えてました。
でも繁忙期のため、普段通り連日終電まで残業、帰宅は深夜12時半。
1か月ほどすると出血が全然止まらない状態に…
お正月も食事とトイレ以外、自宅で絶対安静してましたが、結局、心拍を確認する前の8週で稽留流産。
「仕事ばっかりしてたからだ」と何人かの方から言われてしまい、精神的に追い詰められたりもしましたが、今では良い経験です(もう二度と経験したくないですが)。
妊娠が分かってから、今不妊治療で通っているレディースクリニックにお世話になっていますが、副院長先生も「流産は全体の20%ぐらいで本当に多いです。過ごし方が悪かったのではなく、大抵が染色体異常です。それよりも自然で妊娠できたことを喜びましょう!」と励ましてくださいました。
それから、まれに感染症になっちゃう場合もあるそうだし、何より1日でも早くあかちゃんを迎えられるように、子宮の中をきれいにリセットしよう!ということで、2015年1月に掻把手術を受けることになりました。
手術前日の夜から絶食。
流産手術、ネットで調べると「痛かった!」という記事が多く超不安。
まぁ、麻酔かけるし大丈夫かなー。
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手術当日の朝、手術着に着替えた後、まずは「ラミナリア」を突っ込んで、固く閉じた子宮口をこじ開ける前処理。手術のご担当は、副院長先生です。
ラミナリア、最初は細いけど少しずつ膨らんで徐々に子宮口を開いてくれるんだそう。
副院長先生 「これからラミナリアを入れますね。ちょっとカキーンとしますよー」
私 「ひぃーーー!痛い!痛いーっ!!」
看護師さん 「力を抜いてふーっ、ふーって、ゆっくり息を吐いてください!がんばって!」
副院長先生 「ごめんね。一番細いのなんだけどね。」
多分ラミナリアを入れる処置は数分だったと思います。
痛みに超弱い私は、お腹が強烈に引きつるような、突き刺されるような痛みに悶絶し、とても長く感じました。
その後も少しひきつるような痛い感覚が続いたけど、ラミナリアがある違和感の方が気持ち悪い。
すぐにベッドで横になって、暫くしてから看護師さんに付き添われつつ手術室へ。
右腕に血圧計、右手に前処理の注射と静脈麻酔の点滴をセット。点滴の針、結構痛い。
口には酸素マスク。吸うタイプの麻酔と併用です。
副院長先生 「では、口から麻酔入れていきますね。ゆっくーり吸ってください。」
私 「はい、お願いします」
と応えたと思うんですが、すぐに意識がなくなりました。
気付いたら、もう掻把手術は終わっていました。
副院長先生 「終わってますよー。気分はどうですかー?」
私 「視界がふらふらしますが、大丈夫です。気分は悪くないです。」
副院長先生 「では、内診室に移動して、子宮の中を確認しましょうね。」
看護師さんに付き添って頂き、手術室から内診室に移動。
経腟エコーを見ながら何やら先生たちがお話ししています。
院長先生 「ちょっと残ってそうだなー。まだ子宮開いてるだろうから、掻き出すかー」
副院長先生 「ちょっとカキーーンとしますよー」
何か器具のようなものが入ってきました。
私 「痛い!痛い!痛い!」
院長先生 「痛い痛い、うるさい!」
副院長先生 「痛がってるんでもうこれ以上やめましょう!」
それから麻酔が抜けるまでベッドで1時間ほど休み、抗生物質と妊娠で広がっていた子宮を元に戻すためのお薬を頂き帰路につきました。
こんな感じで、私の初めての自然妊娠と流産手術は終わりました。
手術後の出血は3~4日で収まり、特にドバっという状態ではなかったです。
ただ子宮を無理やり収縮する薬の効果か、下腹部にキューっとする痛みが時々ありました(耐えられるレベル)。
絨毛や胎盤が残っていると、増殖して妊娠状態が続いてしまうため、再手術が必要とのことでドキドキしていました。
またあの痛い思いをするのかと思うと…再手術は避けられてよかった…
掻把手術自体は、麻酔で眠ってたおかげで全然痛くなかったです。
でも、ラミナリアと後処理が、劇痛!
もう二度と、経験したくないです…
※流産後→生理再開までについては「こちら」に詳しく書いています。
「稽留流産の掻爬手術から生理再開→あかちゃん待ち開始まで」
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