2015年12月27日日曜日

養子縁組と不妊治療の限界は40代…愛知方式って?養子縁組、里子について調べてみた

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今朝のYahoo!ニュースに気になる記事がありました。
「不妊治療」も「養子縁組」も40代で限界!?知っておきたい光と影 荻田和秀×坂本美雨 『コウノドリ』特別対談【第2回】

ドラマ、「コウノドリ」のモデルになった荻田和秀先生と、ミュージシャンの坂本美雨さん(坂本龍一さんと矢野顕子さんのお子さん)が妊娠・出産、不妊治療、養子縁組などについて対談なさっています。

※2016年4月、こんなサービスも始まりました
特別養子縁組もネットであっせんの時代…インターネット赤ちゃんポスト

こちらの記事から、ごく簡単に概要をまとめさせて頂くと、

●妊娠、出産、育児…お母さんを支えてくれる人が必要

→夫はよく分からない、だからこそ妻のサポートを

●親になれない母親の子どもはどうなる?

→養護施設に引き取られることが多い
→赤ちゃんの命を守るには、母親と一緒にいない方が良い場合も

●養子縁組の「愛知方式」とは?

→妊娠中の親に事情があり子を育てられない場合、生まれる前から養子縁組をする手続きを進め、分娩の時から養子縁組をするお母さんが赤ちゃんを育てる制度

●生まれた赤ちゃんをすぐにピックアップするNPO団体も…

→その後の赤ちゃんがどうなったか追跡できなくなる
→赤ちゃんは海外に売られ、1人につき200万円を手にするという話も…
→現時点で法整備などはなく、お母さんとNPO団体との契約で行われる

●日本では里親が少ない

→海外では一般的
→日本は血縁を大事にする文化が強いため、里親が少ないのではないか

●不妊治療の後里親や養子縁組を考える場合は、しっかりとした人生設計が必要

→国のガイドラインで里親になれるのは43歳で、産科医の認識として不妊治療の限界も45歳
 →45歳では不妊治療を諦めたら、里親にもなれない

●日本は不妊治療大国

→荻田先生の病院では、18%は不妊治療の出産
→リスクを考えた不妊治療を

とのこと。
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世の中には知らないことが多いもんだ。

…生まれたばかりの子供を海外に売り飛ばすNPO団体、スゲーな。。。
人身売買そのものじゃないか。

それに養子縁組、時々耳にするけど、ガイドラインで年齢制限があるとは。
長らく愛知県民をしていますが、「愛知方式」というワードも初めて聞いたし。

「養子縁組」と「里親」の違いさえ知らない、ムチムチな私…

イイ機会なので、養子縁組、里親について検索してみました。

●里親と養子縁組の違いとは?

▽里親制度は一時的、一生家族でいられる養子縁組とは異なる

○里親家庭は、家族が一時的な危機的状況にあるとき、一定期間、家庭崩壊の防止と子どもの
家庭復帰(家族再統合)とを目標にして、子どもに代替的家庭養育を保障する制度
→戸籍は別
→児童養護施設での18歳までの措置を一般家庭で行う
 →児童の年齢18歳以上で、措置解除となり養育義務は終了
→里親には賃金としての里親手当て、児童には養育費が出され、その他さまざまな援助・免除が受けられる

○養子縁組は、戸籍上も同じ
「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2つがある
1. 普通養子縁組
→実親との親子関係は継続
 戸籍上の扱いは「養子」
→15歳以上は実親の同意が不要
→婚姻していなくても親になれる

2. 特別養子縁組
→実親の同意が必要(ただし父母による虐待、悪意の遺棄等は実父母の同意不要)
→実親との親子関係は終了
→親となるには婚姻していて配偶者がいる必要あり
→原則的に離縁できない
※子どもが18歳以降になっても養親と養子の親子関係は継続

(出典:里親から里子への児童虐待~搾取される子供たち~ 里親と養子縁組の違い

へーーー。
養子縁組にも2種類あるのかー

こちらのサイトには、親になる人の年齢制限の「上限」ことは書いていなかったけど、特別養子縁組は、親になる人の一方が「25歳以上」、普通養子縁組は「成年」とありました。

ちなみに里子は、「25歳以上65歳未満」とのことです。

ということは、先月東京福生市であったあの事件の、あの親子関係は、「普通養子縁組」だったのか?!
(参考:男性転換した元女性と男性「嫁」のカップル 「事実は小説より奇」だった「顔の皮剥ぎ事件」の家庭

あと「愛知方式」ですが、PRESIDENT WOMAN Onlineさんの記事によると、詳しくは「特別養子縁組を前提とした里親委託」ということでした。

●注目を集める「愛知方式」


▽愛知県が30年前から取り組んでいる0歳児を対象とした養子縁組制度
→新生児を「特別養子縁組前提で里親委託する」方式
  1. 妊娠をして、自分は育てられない女性がいるという連絡が児童相談所などに入る。妊娠中からの相談を受ける
  2. すでに里親登録をし、特別養子縁組を希望している夫婦に連絡
  3. 妊娠中の実親と病院で対面することもある。生後5,6日で退院する時点では里親が決まっている
  4. 乳児院を経ず直接家庭へ

→この方式が全国でも類を見ないスピーディなマッチングで、親にとっても子どもにとっても養親にとっても、さまざまな幸福を生み出している

●養親になるための要件とは?

→まずは説明会に参加する必要あり

<説明会参加要件>
・婚姻届をしており特別養子縁組を希望する夫妻であること
・夫妻とも原則として45歳までであること

→養親候補となる要件は、児童相談所と民間団体で違いあり
 一般的な条件は下記
<一般的な条件>
・健康で安定した収入があること
・共働きの場合、一定期間夫妻のどちらかが育児に専念できること
・子供の性別は問わないこと
・病気、障害の有無を問わないこと
・子供への真実告知を必ずすること

※詳細は日本財団ハッピーゆりかごプロジェクトのウェブサイトを参照のこと
(出典:養子縁組で赤ちゃんが欲しい! - PRESIDENT Online

こちらには年齢制限の「45歳」について書いてありましたね。

いずれにしても、すぐ養子縁組!すぐ里子!というわけにはいかないもんなんだな。
事前にきっちりと計画しておくことが必要ですね。
(命を育てることだから、当たり前なんだけど…)

※2016年4月、こんなサービスも始まりました
特別養子縁組もネットであっせんの時代…インターネット赤ちゃんポスト

不妊治療を終えた後のことも、話し合っておいた方がいいのかな。

授からなかった場合のこと、今はまだ考えたくはないけど。。。

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