2015年12月14日月曜日

出生前診断の種類と時期と特徴。まとめてみたが、悩みは尽きない…

スポンサーリンク


少し前ですが、Yahoo!ニュースで興味深い記事を読みました。
超音波検査、羊水検査、新型出生前診断…受ける前に知っておきたい「出生前診断」の種類
どうやら2015年6月のAll Aboutさんの記事が出典元のようです。

去年の今頃妊娠していたこともあり、出生前診断はネットで調べたことがありました。

でも正直色々あって、よく分からない…

こちらの記事には知らなかった、よく分からなかったことが分かりやすくまとめられていて、とても勉強になります。

こちらの記事からごく簡単に、個人的に気になった内容を抜粋させて頂くと、

●出産前に誰もが受ける検査は「超音波検査」、ただし2種類ある

→1. 誰もが受ける一般的な検査
→2. 胎児超音波の専門医が行う専門外来(もしくは専門施設)で行う検査

●染色体疾患は先天性疾患全体の約4分の1を占めるが、一般的な超音波検査ではわかりにくい


●海外では、NT(首の後ろのむくみ)の厚みなど、染色体疾患と関連性のある指標を用いて確率を算出する方法が普及

→日本の一般的な産婦人科では、正確な判断は出来ない
→日本の産婦人科医には、NTを妊婦健診で調べる義務はないとされる

●専門外来、専門施設で行われる超音波検査の方は、より早い時期からより多くの疾患を見つけることが可能

→海外では、妊娠初期に、染色体疾患を調べる検査も含めた形で行われる

●イギリスでは、妊娠11週~13週に妊娠初期超音波検査(胎児ドッグ)やコンバインド・テストで染色体疾患の確率が高いと疑われた場合に、羊水検査(又は絨毛検査)が行われる

→コンバインド・テストでは、血液検査の組み合わせで染色体疾患の可能性を算出する

●クアトロ・テスト(母体血清マーカー検査)は精度が低い

→35歳でダウン症についてスクリーニング陽性とされた人のうち、本当に赤ちゃんにダウン症があった人の割合=陽性的中率は2%
→検査費用が安いので簡単に受けられるが、陽性が出ると不安になり、結局多くの人が羊水検査を受ける
スポンサーリンク

海外、充実してるなぁーー!

対する日本、NTの説明すらなされないもんなのか。。。

時々体験記やブログなどで、超音波検査時にNTを指摘されて、羊水検査を受けた方もいらっしゃるようだったので、当たり前に教えてくれるものだと思ってたけど…

そういえば血液検査で診断する出生前診断「母体血胎児染色体検査(NIPT)」が少し前からできるようになったな。

出生前診断にも色んな検査があるみたいで、混乱してきた…

今現在、日本で受けられる代表的な出生前診断を簡単にまとめておこう…

●日本で受けられる代表劇な出産前診断


出生前診断の種類 検査週数 費用 特徴、留意点など
初期胎児ドック 11~13週 2~5万円程度 ・確定診断ではない
 →異常が疑われる場合確定診断が必要
・検査による死産、流産の心配がない
・ダウン症の検出率は90%以上
・対応施設が少なく予約困難
NIPT
(母体血胎児染色体検査or新型出生前診断)
10~18週頃 20万円程度
(自費・保険適用外)
・確定診断ではない
 →異常が疑われる場合確定診断が必要
・陰性の場合、染色体異常がない確率は99.9%
・採血による検査のため、絨毛検査、羊水検査のようなリスクがない
・13、18、21トリソミーの可能性を検査
・検査結果が出るまで2週間程度
母体血清マーカー
(トリプルマーカー、クアトロマーカー)
15~21週 1~2万円程度 ・確定診断ではない
・採血による検査のため、絨毛検査、羊水検査のようなリスクがない
・陽性の人のうち本当に胎児にダウン症があった人の割合=陽性的中率は2%
・確定診断で羊水検査を受ける場合、妊娠17週までの検査を推奨
絨毛検査 10~12週頃 10~20万円程度
(自費・保険適用外)
・確定診断
・羊水検査よりも早い時期に検査可能
・リスクは羊水検査と同程度と考えられる
・羊水は採取しないため羊膜に穴をあけずに済み、胎児へのリスクが少ない
・約2%で胎児に異常はなく、絨毛に異常が見つかる場合あり(胎盤モザイク)
・検査結果が出るまで2週間程度
羊水検査 15~18週頃 10~15万円程度
(自費・保険適用外)
・確定診断
・ダウン症候群、13、18トリソミーなど染色体の異常疾患が分かる
・流産or死産:300回に1回程度
・確定診断だが結果は「100%正しい」とはいえない
・羊水検査を含めた出生前診断を考えている場合、母体血清マーカーテストやNIPTの検査を妊娠17週までに完了できるよう、時期を考慮しておく必要があり
※備考:中絶手術が可能な週数は、妊娠22週未満

出典:
超音波検査、羊水検査、新型出生前診断…受ける前に知っておきたい「出生前診断」の種類
・こそだてハック
 ・胎児ドックとは?費用や内容は?
 ・新型出生前診断(NIPT)とは?検査方法、時期、費用、注意点まとめ
 ・【出生前診断】母体血清マーカーテストとは?検査方法、時期、費用、メリット、注意点まとめ
 ・【出生前診断】絨毛検査とは?検査方法、時期、費用、注意点まとめ
クリムフ夫律子マタニティクリニック臨床胎児医学研究所 クリムフの絨毛検査

出生前診断が受けられる検査週数や価格、手順などは、病院によって随分違いそう。
事前の確認が必要だな!

身体への負担が少ない「胎児ドック」、とっても気になります。
でも、私が住む名古屋では対応可能な病院はとても少なくて、検索してみると、名古屋市立大学種村ウィメンズクリニックさんのくらいでしょうか。

NIPTも気になるけど…
我が家から一番近い名古屋市立大学では、紹介状、夫婦での遺伝子カウンセリング参加必須で、検査費用は、約18万円とのことでした。

これはかなり思い切りが必要だ…

胎児ドックもNIPTも、確定診断には更に羊水検査(又は絨毛検査)が必要。
その場合、さらに追加で費用も掛かります。

悩むくらいなら、すっ飛ばして確定診断の羊水検査や絨毛検査を受けた方がいいんだろうか。

とはいっても、まずは無事、妊娠することが先ですが。。。

きっと、無事妊娠できても、無事出産したとしても、悩みは尽きないんだろうな…

↓ よろしければポチっとお願いします!はげみになります!
にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログへ
にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 不妊(30代後半赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 体外受精へ
にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 不妊治療体験記へ
スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿